1997-03-18 第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
危機管理体制の強化の一例としましては、例えば安全担当理事の機能強化ということで権限をふやしまして、指揮をとれるようにするとか、それから何かあった場合の全社の支援体制を整備するとか、それから、「もんじゅ」の場合、連絡通報に一時間程度第一報にかかった、それも社内のクリアランスをとるのに時間がかかった面もございますから、現場担当者の報告からすぐ外に出るような、そういう内部の連絡網を短縮化するというような努力
危機管理体制の強化の一例としましては、例えば安全担当理事の機能強化ということで権限をふやしまして、指揮をとれるようにするとか、それから何かあった場合の全社の支援体制を整備するとか、それから、「もんじゅ」の場合、連絡通報に一時間程度第一報にかかった、それも社内のクリアランスをとるのに時間がかかった面もございますから、現場担当者の報告からすぐ外に出るような、そういう内部の連絡網を短縮化するというような努力
先ほど来もちょっと話がありましたが、安全担当理事の機能を強化するだとか、全社支援体制を組むだとか、情報専任者を配置するだとか、また通報においては現地責任者による第一報の発信を行うようにする、一斉同報ファクスを設置する、それからさらに教育訓練を反復実施する、こういったことをいろいろとやってきておるわけであります。
具体的には、安全担当理事の権限の強化とか現場責任者の第一報の発信、それから情報専任者の配置など、「もんじゅ」以降そういった組織的な面も改善を図ってきております。 ただ、現実に通報のおくれ等が出まして、御指摘のとおり「もんじゅ」の教訓が生かされず、非常に地元、国民に大変な迷惑をかけたということで、深くおわび申し上げます。
○政府委員(加藤康宏君) 今の理事長のお話に加えまして、もう少し具体的な改善の努力でございますけれども、一つは安全管理の面につきまして施設設備の設計、それから製作、運転、保守、管理等の品質の強化、運転マニュアル類等の再チェック、それから危機管理体制の強化のために安全担当理事の機能を強化する、何かあった場合の全社的な支援体制を整備する、そういうこともとられていることをつけ加えさせていただきたいと思います
○村田参考人 昨年七月に東海研の廃棄物処理場で発生しました火災事故につきまして、その後、近江先生御指摘のごとく、所内におきまして、安全担当理事を長とする組織でいろいろと改善方策を検討し、同時に、いわゆる安全総点検を行なってまいりました。その結果いろいろと出てまいりました問題につきましては、この改善策を計画的に実施してまいろうということでやってきておるわけでございます。